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『抗酸化成分』が老化のスピードを遅らせることができるってホント?


「抗酸化」ってけっこう聞くけど、お肌が酸化しちゃうっていうことなのかな?「酸化」ってサビることだったよね、確か?肌がさびるわけ?今ひとつばくぜんとしてて、実感がないんだけど。

カラダは活性酸素によって、日々サビていってるんだって。もともと活性酸素を消去してくれる抗酸化酵素をもっているんだけど、作る力自体が40才前後からだいぶ減っていっちゃうらしい。うーん、加齢ってつらいね。活性酸素って、コラーゲンも攻撃して壊すからシワの原因にもなるんだって、けっこう切実…。

「活性酸素」でカラダはどうなってしまうのでしょうか?

m0342-9239-14050007香織です。
活性酸素が良くないっていうのは、よく聞くようなハナシなんですが、なんか漠然としていて、どうなってしまうのかがわかりにくいですよね。
この際、はっきりさせて、お肌のサビつき対策しましょう!

人間は、呼吸によって酸素を体の中に取り入れて、食物から得た栄養素を燃焼させて、エネルギーをつくって生きていますよね。取り入れた酸素のうち、約2%が活性酸素になってしまうそうです。

えっ!じゃあ生きてるだけで、どんどん活性酸素できてるの?
ハイ、正解です。生まれた瞬間から始まっています。

活性酸素と、そうじゃない酸素の違いは何かというと…
活性酸素というのは「ペアを組む相手がいない電子(不対電子)」をもっています。電子が1つしかないので、不安定で、手当たり次第に!他の物質から電子を奪って、周りの細胞にダメージを与える=酸化させる特殊な酸素だと理解しておけばいいです。

活性酸素    ( 老人研News No.212 より )

酸化っていうのは『酸素と結びつく化学反応』であるととともに、実は『分子から電子を奪う反応』でもあるということなんですね。

次のポイントとして大切な、皮膚への浸透のところでも説明していますが、細胞膜は主に不飽和脂肪酸を多く含むリン脂質でできていて、もともととても酸化されやすい物質です。活性酸素に攻撃されてできるのが「過酸化脂質」という物質なのですが、これが金属のサビが放っておくと、どんどん広がってしまうように、連鎖的にまわりの細胞も酸化させていきます。

これが「老化」なんです!

  • 人間が呼吸によって取り入れている酸素の約2%は、有害な活性酸素になります。
  • 活性酸素は、細胞膜を攻撃して酸化させます。しかもこの酸化が連鎖して進み、細胞レベルのダメージがどんどん大きくなる = これが「老化」です。

活性酸素が引き起こすお肌のトラブルとは?

stainless-224284_640さて、活性酸素が細胞を酸化させて、それが老化につながっているということがわかったところで、実際お肌にはどんなトラブルが起きてくるのでしょうか?細胞レベルって言われても、ピンとこないですよね。

まず、一番上の皮脂も、活性酸素の攻撃で酸化します。すると、そのときの刺激でかゆみが生じたり、ひどいときにはかぶれたりすることもあります。
細胞間脂質や、細胞膜が酸化すると、乾燥肌や肌荒れが起きやすいことがわかっています。また、細胞の遺伝子も傷つけて、細胞が突然変異を起こしたりすると、異常なトラブル肌がつくられます。

細胞膜が攻撃されると「リポフスチン」という物質が産生されるのですが、リポフスチンが過剰になると「老人斑」(イヤな名前ですねー)といわれるシミができます。ちなみにこのリポフスチンは、細胞が自身で修復して、再生しようとする機能も妨げてしまいます。

そして、深いシワの原因にもなるんです!

真皮にある線維芽細胞は、コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などの基質を作る細胞なのですが、実は古くなったコラーゲンやエラスチンの分解処理までこなしています。これって、あんまり知られていませんよね。
活性酸素は、線維芽細胞を刺激して、コラーゲンを分解する酵素を活性化してしまうので、コラーゲンが切断されて、量も減ってしまいます。コラーゲンは、お肌を支えるスプリングのような役割をしているわけですから、当然シワができてしまいます。

  • 活性酸素によって、かゆみ・かぶれ・乾燥肌・肌荒れ・シミなどが起きることがわかっています。
  • 活性酸素はコラーゲンを分解する酵素を活性化してしまうので、コラーゲンが切断されて、深いシワの原因になります。

活性酸素からお肌を守るにはどうしたらいいの?

こんなすごいお肌のトラブルメーカー・活性酸素。どんな対策をとっていけばよいのでしょうか?

もともと人間の体内には、活性酸素から体を守る防御システムが備わっているのです。ひとつが活性酸素を消去する抗酸化酵素、もうひとつが体の中でつくられる抗酸化物質です。

抗酸化酵素には「SOD」(スーパーオキシドジスムターゼ)、カタラーゼ、ペルオキシダーゼなどがあります。これらの酵素は、活性酸素と結びついて無害化して、最終的には水に分解してくれます… が、健康な人でもすでに20代から生産能力が少しずつ落ちてきて、40代からは急に低下してしまいます。

SOD活性曲線
                       ( カゴメトマト女子大学 より)

もうひとつの要素、抗酸化物質には、ビタミンE、ビタミンCの抗酸化ビタミン、ベータカロテンや、尿酸、グルタチオン、チオタウリンなどがあります。
減っていく酵素を増強するというのはなかなかむずかしいので、その分は抗酸化物質で補わなくてはなりません。じゃないと、活性酸素がどんどん処理しきれなくなって、肌の酸化=老化が進んでしまいます!

抗酸化能力を高めるためには、ふだんの食事から抗酸化食品を取り入れることがとても大切です。また、抗酸化成分を配合した化粧品を使えば、お肌の老化を遅らせることができるのです。

化粧品に配合される抗酸化成分は、ほんとうにいろいろありますが、特に効果的だと定評のあるのは下記のような成分です。

  • ビタミンC誘導体
  • アスタキサンチン
  • レスベラトロール
  • ポリアミン        など

活性酸素をなかったことにする抗酸化化粧品を取り入れることは、ほとんどの肌トラブルを予防する効果があります。ほっておくとどんどん進行していく老化スピードを遅らせるためにも、できるだけ早めに使い始めましょう!

  • 人間の体には、もともと活性酸素を防御するシステムがありますが、抗酸化酵素は、加齢とともに生産能力が落ちてくるので、抗酸化物質で補う必要があります
  • お肌の酸化=老化を遅らせるためには、なるべく早めに抗酸化物質が配合された抗酸化化粧品を使い始めることが効果的です。

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