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疲れて老けて見える目の下のふくらみ=目袋をなくしたい!

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目袋の有り無し

目の下のたるんだふくらみ、「目袋」っていうのよね。
写真撮ったりしても、このぷっくりがあると、なんだか急に老けてみえちゃうのよ。
それから、ふくらみが大きくなってくると、その下の溝っていうか、シワも深く濃くなっていく気がして、すごく気になる。

目の下がぷっくりしていると、黒ずんでなんだかクマっぽく見えるよね。
だから、これがあると、「疲れてる?」って言われたり、「寝てないの?」って聞かれたりすることが、前よりも増えてきた気がする。
だいたいにして、なんでここふくらんできちゃうのかしら??

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目の下のふくらみが、黒ずんで取れないクマの原因でした。

なつきサムネイル

なつきです。
このごろすごく気になりだしたのが、目の下のぷっくりしたふくらみなんです。
これ、「目袋」(めぶくろ)って呼ばれています。

ライターというお仕事柄、睡眠不足、パソコンの凝視など、目を酷使しがちなので、万年眼精疲労&ドライアイ気味のわたし。
なので、目の下にクマができているのは、けっこうよくあることでした。
でも、去年くらいまでは、しっかり寝たり、目をホットタオルで温めたりすれば、疲れがとれて血行がよくなるせいか、わりと気にならなくなっていました。

仕事で睡眠不足

睡眠不足や疲労、ストレスだけでなく、眼精疲労、ドライアイから血行不良になると、目の下の皮膚ってすごく薄いので、うっ血した血管が透けてみえるんです。
だから、温めたり、ツボ押して血行良くすると改善されるし、あとメイクでなんとかごまかせるんですよ。
ちなみに、このタイプのクマは「青クマ」と呼ばれています。

ところが、いろいろやっても、だんだんクマが取れなくなってきたんです… 。

目の下黒いなー、このクマ、全然消えないなー、おかしいなーと思い始めてからも、しばらくは疲れがたまっているからだよね? なんて、楽観的に考えていたのですが、いよいよ取れない!
「なつきさん、疲れてます?」(=「老けて見えますよ」)なんて、聞かれることが増える。

そこで、美容皮膚科の先生に相談したところ、
「なつきさん、それクマじゃないですよ。影ですよ。影だからあっためても、よく寝ても取れませんよ」ときっぱりしたお返事が。
「目の下のふくらみ、大きくなってますよね? そのせいですよ。ふくらみの影がクマみたいに見えてるんです。上を向くと薄くなりません?」

いくらがんばってもとれない目の下のクマ、取れないはずです。影なんですから。
このクマ(クマじゃないんですが)のことを、「黒クマ」とか「影クマ」と呼ぶこともあります。

そして、このぷっくりがあると。なにより顔が年寄りくさくみえるんです… 。
なんとかしてなくしたいし、進行を食い止めたい?!

目の下のふくらみの正体とは?なぜふくらんじゃうのか?

老けて見えるうえに、目の下に取れないクマ=影をつくるこのふくらみ、いったいなんなんでしょうか?
実は、ふくらみの正体とは、眼球を保護している「眼窩脂肪」(がんかしぼう)なんです。

ちょっとていねいに説明しますね。

「眼窩」(がんか)というのは、目のくぼみのことです。
ドクロを想像していただくと、目の付近はぽっかりと穴があいていますよね。この空間が眼窩です。
眼窩には、眼球のほかにも、外眼筋という眼球を動かす筋肉や、眼球をつなぎとめているLookwood靭帯(じんたい)や、血管や神経がおさまっているのですが、眼球のうしろのスペースや筋肉のすき間は脂肪で満たされています。
これを「眼窩脂肪」(がんかしぼう)といいます。
眼窩脂肪は、眼球をぶつけたときのクッションとして働いています。

下まぶたと眼窩脂肪

PEPARS No.75 P.50から使わせていただいています

図を見てください。目を横から見たところです。
黄色いところが眼窩脂肪です。眼窩脂肪は眼窩隔膜(がんかかくまく)という薄い膜(黒いところ)に覆われていて、その前を眼輪筋(赤いところ)が走っています。

加齢によって、眼球を支えているLookwood靭帯、眼窩隔膜、眼輪筋すべてが緩んで、だんだん力がなくなってきます
また、緩むだけではなくて、細くもなってくるので、結果として眼窩にすき間ができます。
すると、眼球が下に下がって、圧迫された眼窩脂肪が飛び出てしまうのです。

これが目の下のぷっくりしたふくらみの正体なんです。
まさか脂肪が飛び出しているなんて… ちょっと想像していませんでした。この状態を医学的には「嚢(のう=袋)状下眼瞼」と呼んでいます。まさに「目袋」なんです。

ちなみに「涙袋」と「目袋」はまったく違いますよ。

念のためですが、
「涙袋」というのは下まぶたのまつ毛のきわの部分で、眼球に沿ったふくらみの部分をいいます。
なぜぷっくりするのかというと、人によってその部分にある眼輪筋が盛り上がっているからなんです。
「目袋」はその下にできる、飛び出た眼窩脂肪のふくらみなので、場所も違います。


目のまわりの皮膚のハリを高めて眼窩脂肪をおさえこむ!

では、目袋を大きくしないためには、どうしたら良いのでしょうか?

ハリのある目元

目の周りの皮膚は、体のなかでもいちばん薄くて、頬の皮膚の3分の1くらいの厚さしかありません。
しかも、薄い上に皮脂腺も少ないので、保水力が弱く、とても乾燥しやすい部分です。
表皮が乾燥すると、ツヤや透明感が失われますし、細かいちりめんジワができてきます。このシワが、よけいに目の下のふくらみを目立たせてしまいます。
まず、しっかり保水力を高める保湿成分、セラミド、ヒアルロン酸、コラーゲンなどが配合されたアイクリームを選びましょう。

そして、さらに大切なのは、目の下の皮膚自体の弾力やハリです。
皮膚に弾力やハリがあれば、飛び出そうとしてくる眼窩脂肪をおさえこむことができます。

皮膚のハリをつくっているのは、真皮でスプリングの役割を果たしているコラーゲンですが、年齢とともにどんどん減っていきます。
25歳からは、もう生産される量より分解されてしまう量のほうが多いと言われているんです。
コラーゲンを増やすことによって、目の下のたるみを防いで、弾力を維持することが、ふくらみを抑えることにつながります。

保湿成分プラス、コラーゲンを増やす成分や、コラーゲンを分解する酵素の働きを抑制する成分が入っている アイクリームを使うのが、大事なポイントです。

そうそう、「コラーゲン配合」で安心していてはダメですよ。コラーゲンつけてもコラーゲンは増えませんからね。

飲んでも塗っても効果がない?!どうすればコラーゲンって増えるの?

そして、目の下はとてもデリケートなんです。
強くこすったり皮膚を引っ張ったりすると、表皮を支えている真皮のコラーゲンが痛んでしまい、ますます目の下のふくらみが大きくなりかねません。
自己流のマッサージは危険ですので、アイクリームも、ちゃんと使い方を読んで、それに従った方法でつけるようにしてくださいね。

眼輪筋を鍛えて目の下のふくらみをおさえこむ!

年をとれば、どの筋肉もほっておけば衰えるように、目の周りの皮膚を支える眼輪筋も例外ではありません。

パソコンとスマホ

また、パソコンやスマホを長時間使っていると、まばたきの回数が減ることがわかっているのですが、まばたきするのにも眼輪筋を使っているので、回数が減れば筋力が衰えてしまうんです。
けっこう思わね身近なところにも、目袋をつくる原因があるんですよ?!
意識して、しっかりまばたきをしましょうね。

眼輪筋は、眼窩脂肪がでっぱってくるのを抑える役割を果たしているわけですから、筋肉の衰えに対抗するためには、眼輪筋を意識的に使う=トレーニングする 必要があります。

眼輪筋を鍛えるには、いろいろな方法があります。
気をつけてほしいのは、トレーニングのなかにはまぶたをひっぱったりするものがあるのですが、かえって眼瞼下垂というまぶたが下がる病気につながる可能性がありますので、おすすめしません。
めんどくさがりのわたしたちでも(笑)続いている、簡単な眼輪筋トレーニングをご紹介します。

  1. 目尻のあたり、眼球の入っている骨のくぼみ(眼窩・がんか)を中指と人差し指でとらえて押さえます。皮膚が薄いので、引っ張らないように気をつけます。

  2. オーバー気味に、10回ゆっくりと目を開けたり閉じたりします。眼輪筋は、閉じる時に「ギューッと目頭側に絞り込まれる」という感覚を意識してやると効きます。

メイクでは隠れないし、年齢より老けて見られたり、疲れてやつれて見えたり、良いことなしの目の下のふくらみ。
もともと眼窩脂肪が多いために、若い頃から目立つという人もいるので、骨格的・遺伝的要素もあるわけですが、そういう人の場合は、加齢とともにもっと大きくなってしまう可能性があります。

放っておけば、ふくらんで伸びてしまった皮膚が力なく大きくたるんできたり、ふくらみの上下が深い溝状のくっきりしたシワになってきます。
目の下のふくらみ=目袋に気づいたら、保湿成分とコラーゲンを増やす成分がしっかり配合されたアイクリームを使う、眼輪筋を鍛えるトレーニングをする、この二本立ての対策をとることによって、しっかり眼窩脂肪を抑えこんでいきましょう!


  • 目の下のふくらみは「目袋」とも言われますが、眼球を支える靭帯、眼輪筋などがゆるむことによって、眼窩脂肪(がんかしぼう)が飛び出てしまったものです。
  • 目袋を改善するには、薄い下まぶたの皮膚の乾燥を防ぎ、加齢で減ってしまう真皮のコラーゲンを増やして、目元に弾力とハリをもたせることが必要です。
  • 目の皮膚を支えている眼輪筋を鍛えることも、目の下のふくらみを抑えるために効果があります。

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目袋をなくしたいならぜひ使ってみてほしいアイクリームです。

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